チャレンジ雑記

しまだ大井川マラソン トレーニングメニュー

2024年10月4日

約10年ぶりになるだろうか、フルマラソンの大会に参加する。参加する大会は「しまだ大井川マラソンinリバティ」。

開催日は2024、10月27日。すでに1か月をきっている。参加申し込みをしたのが、今年の5月でその時にトレーニングメニューを考えていれば、開催まで6か月と十分余裕のトレーニングができたと思う。

しかしなんだかんだで、マラソン大会に向けたトレーニングを始めたのが 7月でした。長距離を走る脚力は普段のランニングである程度あるが、スピードが全然なく、ランニングでは超スローペース、キロ8分~9分で走っていた。まさにスロージョギング。

そのためスピードをつけるトレーニングから始めようとして100m走、キロ6分で走るスピード100m30秒と比較的ゆっくりのスピードではじめた。これを20本。走ってみると比較的楽に走ることができ、これなら20本はいけると思った。

しかし、5本目あたりから、左腰の出っ張った骨のちょっと下あたりの筋肉に痛みを感じた。それほどひどい痛みではなく、なんとか走ることはできたので、100m、20本をこなした。その後多少の痛みを感じながら、ランニングも5kmほど走った。痛みは軽い筋肉痛ですぐに治るだろうと思っていたのだが、翌日も痛みは治まらず、2~3日ランニングせず、安静にしていた。

それでも実際に走るとまた痛みだしたので、さらに1週間と休養した。

痛みは治まったと思ったのだが、2~3km走ると再度同じ個所が痛み始めた。これは長引きそうだと思い、スポーツ外科に受診に行った。急にダッシュをして腰骨、腸骨になるのだろうか、そのでっぱり下あたりが痛くなるのは、剥離骨折の可能性があるといわれまずはレントゲン。

さいわい骨に異常はなく、筋肉の炎症ではないかということで、電気鍼でリハビリをおこなった。リハビリをおこないながら、ランニングをしても痛みが再発しなくなったが、9月下旬頃まで長引いた。

シニアになると、普段行っていない運動をすると、けがになりやすく、そして長引くことを実感した。

ランニングの現状把握

まずは現状の走力を把握し、そこからどんなトレーニングをしていくかを考えてみたい。

2024年、今年になって1月~4月くらいまでの前半、週に3~4日だいたい10kmのランニングをおこなってました。しかし5月以降それほど走ってなく、また故障もあり走力はおちている。距離で行くと、現状として20kmは何とか走ることができる。さらにスピードに関係なく超スロージョグペースでなんとか30km。あと残り10kmは気合?気持ちで走りきる無謀な考え。

40kmという距離に対する脚力はそんな具合で、さらに問題はスピードである。

ここ数年、特にシニアになってから、スピードは全く関係なくゆっくりペースで走りきる。したがって普段のランニングペース、キロ8分~10分と超スローペース。

しまだ大井川マラソンの制限時間は7時間。はたして制限時間以内に走ることができるか、それが一番の問題である。

ボクのマラソンの過去の栄光を引き出すと、2002年、40代前半の時にベストタイムを出していて、3時間25分、なんとサブ3.5で走ることができたのです。また40代から50代前半はなんとかサブ4で走っていました。

それから10年は経過、現実は厳しいです。

マラソン完走のためのトレーニング

40km走りきる脚力は不安あり、さらに制限時間内で走りきるスピードに関してこちらも難しい。脚力、スピード、それを1か月という短期間で鍛え上げるトレーニング方法は?

金哲彦さんの「マラソン練習法がわかる本」がある。この本の中で「駆け込み30日トレーニング」という章があり、この中で金さんは次のように述べている。「無事に完走できるだろうか。期待を裏切るようで恐縮だが、『無理だ』というのが、私からの率直な意見だ」。まさにその通りだと思う。

そしてこの章の中で次のようにも述べている。「レースだけがマラソンの醍醐味ではなく、レースに臨むまでのトレーニングも含めたすべてがマラソンであることをぜひ知ってほしい」。トレーニングも含めたすべてがマラソン、それがマラソンというスポーツだということが共感できる。

そしてこの章の中で金さんは、レースまであと1か月完走するための最終手段!ということで、トレーニングメニューを考えてくれている。最低限できることをやろう、ということで、次の2点をあげている。

  1. 最低2週間で15km程度は走れるようになること
  2. 120分LSDがこなせるようになること

今の段階で、上記2点は十分できるトレーニングである。自分自身の一番の不安材料は制限時間に走れるか、である。

今から一か月を切っている状況でスピードをつけるのは難しく、故障を引き起こす恐れもある。そこで確実に走れるスピードとして1km8分ペースならなんとか10kmを走ることができる。キロ8分ペースで何kmまで耐えることができるか。そこが制限時間で走れるかにかかっていると思う。

残り3週間はキロ8分ペースで10km~20kmのトレーニングで進めていくことにしよう。走るペースは2日走って1日休息。

レース直前3週間トレーニング(週5日ペース)

3週間前~10km×3/20km×2/走行距離70km

2週間前~10km×3/30km×1/20km×1/走行距離80km
     (試しに30kmはペースゆっくり&ウォークOK)

1週間前~この週は疲労を抜いていく。前半1時間ジョグ、2日前ぐらいからは30分ジョグ

制限時間内完走を最終目的

 普段から趣味としてある程度の距離、約20kmは走ることができるトレーニングはしてきましたが、マラソン大会に向けた本格的トレーニングとしては、一か月をきった過去最低の日程です。

60代で初めてのマラソンということで準備をしっかりしたかったのですが、これも年齢からくる、どこか決断してもなかなか計画できない側面がでてしまったかも。

なにはともあれ、けががないよう、制限時間内完走を目指して、トレーニングしていきます。

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